2022/04/01 13:17
こんにちは。
swallowsの渡邊です。
桜が綺麗に咲く気持ちの良い季節になってきました。
この時期になると、駿府城公園で友人と夜桜を見ながら好きな曲をかけて缶ビールを飲んでいます。
1日の終わりに楽しみを作ってあげる事は、社会人にとって大切な事ですよね。
4月は新生活が始まる時間。
もうあの時のワクワクとドキドキを感じる事は、少なくなっててしまいましたが、swallowsの店頭にいると毎日が勉強です。今日は白いお洋服のご紹介。
白いお洋服を連想すると、マルタン・マルジェラ、ジョン・ガリアーノのも着用しているあの有名なユニフォーム、古くから変わらず医療機関で使用されているホスピタルコート、美しい作品を生み出す芸術家が着用するアトリエコート等々、それぞれの用途によって意味合いを持っているように感じます。
また、反対に位置する黒いお洋服は、ヨウジヤマモトとコムデギャルソンを代表とした"黒の衝撃"を連想させます。
学生時代は、ヨウジヤマモトの提案するファッションスタイルが好きで、静岡伊勢丹のY'sでバイト代を貯めては少しずつ買っていましたが、背伸びしすぎていたことに気づき着用する機会も減ってしまいました。
お洋服をタウンユースする僕にとって、実際に体験したことの無いものをツラツラ書くのは野暮な気もしますし、ファッションスタイルに意味を持たせないといけないとも思いませんが、白いお洋服と黒いお洋服は憧れのモノであり、誤魔化しの効かない難易度の高いアイテムでもあります。とは言ってみたものの、やはり単純に格好良い。
僕は白い靴を頻繁に履いており、見た目は殆ど一緒ですが、年代別でアメリカ製のコンバースのオールスターを集めて、その日の気分で変えて履いています。
今日はジャックパーセルですが。
年代によって微妙に違うディテール、愛着の湧いてくる古いキャンパス独特の生地感。
個人的にはコンバースは80年代までのアメリカ製に限ります。
現代のお洋服の殆どは、優れたビンテージのデザインをリファレンスにしており、特にワークウェアから着想を得たアイテムは非常に多く、綺麗に使う為の白、自分のモノにしていく為の白など、解釈は様々ですが使いやすくリアルクローズに落とし込まれたモノが多いと感じています。Phlannel Motorcycle Coat 68,200yen(intax)
https://swallows0901.official.ec/items/60586616
文句なしに格好良い白いお洋服。
1940年代頃にフランス軍のバイク部隊が着用していたコートをベースに、Aラインのシルエットを抑えたオーバーコート。
Phlannelの製品の多くに使われている、スビンコットンをメインに、オーガニックコットンとブレンドしたツイル素材は、程よいハリ感と上品なカジュアルさを持ち合わせた佇まい。
フランスではコロナ禍で出かける機会が少なくなった今だからこそ白いお洋服を着て出かけるらしい。
汚さないように、シワがつかないように、自然と自分の立ち振る舞いを正せるように。
大変なご時世だけど大好きなお洋服で、毎日が少しだけ充実したモノになればいいなと思います。