2022/03/25 03:30
こんにちは。
swallowsの渡邊です。
久しぶりに連休をいただいております。
最近、近所に朝からやっている居酒屋さんを見つけたので朝定食セットと熱燗を注文。
カウンターから流れる競馬中継、野菜ゴロゴロの濃いめの味噌汁、お裾分けしてもらった蜜柑。
最後に店主のおばちゃんに良い一日をと、見送ってもらいました。
僕の好きなドラマ、結婚できない男のワンシーンに阿部寛さんが外国人の方に"Have a nice day"というシーンがあるのですが、こんなに素敵な気持ちにさせてくれるのならいつか僕も使ってみたい。
朝を制するものはなんとかって言いますけど、確かにそうだなと思います。
一応、BLOGを書くのも仕事の一環ですが、頭の中の気持ちを文章に起こすことで、僕自身が"ファッションは楽しいな"と振り返る時間になるので、寝る前に好きな音楽をかけ、晩酌を楽しみながら、お店とは全く関係ない事も勝手に書いてます。
書いていいのかわかりませんが。冒頭で、"ファッションは楽しいな"とぼやいて見ましたが、こんなBLOGを丁寧に読んでくださる優しい皆様はどうでしょうか?
僕の場合、お店でお洋服を販売する立場である以上、幅広い視野でファッションを捉え、お洋服が好きという気持ち、お洋服への知識や熱量を持ち合わせていないといけないと思うのですが、その気持ちに仕事としての義務感は無く、自然体でファッションが大好きです。
最近もワクワクするお洋服を買いました。
弊社のイベント企画の一環として、古いブランドのアーカイブを販売しておりそこで出会ったのが、90年代のHERMESのスカーフ。
カレ(フランスの正方形という意味)と言われるモノで、シルクスクリーンで描かれる美しい柄はどれをとっても魅力的。
僕の選んだのモノはネイティブアメリカンの柄が描かれた、カーミット・オリヴァーさんの作品です。
白人の作家が多い中でネイティブアメリカンの血を引く作家は少なく、エレガンス・コンクールの様な、文明へのアンチテーゼを感じる作品が多く、消費者である僕自身が、魅力を感じるポイントでもあります。
どれも優れているのは、HERMESのファンとしては理解しているつもりなので、ピンときたモノを選ぼうと思ったのですが、僕自身が日頃からネイティブアメリカンのサンダーバード(幸福をもたらす鳥)モチーフのツーリストジュエリーと言われるビンテージのアクセサリーを身につけている事から、この柄を選びました。
個人的な考えなのですが、特にファッションに関して周りからの"普通"という言葉についてよく考えます。
普通の髪型、普通のファッション、普通の金銭感覚。
アンチテーゼから生まれるファッションスタイルやカルチャーはどれも美しく、モノが溢れてしまっている現代社会においてはとても大切な感覚だと感じています。前置きが長くなりましたが、本日紹介するのはFilMelangeの新作アイテム。
"Made In Nihon"をテーマに、様々な優れたアイテムを展開しており、僕自身がFilMelangeのファンでもあります。
この文章を書きながらも、FilMelangeの優しい肌触りのお洋服に包まれています。FilMelange SALLIS 26,400yen(intax)
https://swallows0901.official.ec/items/60053570
アメリカン綿の中でも最高品質を誇るスーピマオーガニックコットンを贅沢に使用したアイテム。
きめ細やかな毛足に仕上げたカットパイルは、シルクの様な美しい光沢と、しなやかで柔らかさを持ち合わせながらも、丈夫で強さも兼ね備えています。
通常は化学繊維を使用することで毛足を抜けづらくしますが、天然繊維100%に拘り、度目加減を工夫して毛足を抜けづらくしており、日本製の技術が凝縮された逸品です。
ピンタックの入った品のある佇まいは、様々なお洋服との対比を楽しむ事ができ、個人的にもかなりオススメ。
"普通"に当てはまらないお洋服かもしれないけど、挑戦の先に普段とは違うファッションの楽しみ方を見出せるかもしれない。
僕も皆様に負けないように精一杯ファッションを楽しみます。
"幸せを感じる心を手に入れるんじゃ"
僕の大好きな甲本ヒロトさんの言葉。
THE BLUE HEARTS、人生のバイブルだぜ。